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2019-02-15 (Fri) 07:00

高校と大学を卒業する時

謝罪の時代 曽野綾子


信仰があると、すべてのできごとに意味がある、と思えるようになる。
しかし信仰がないと、これは運がよかった、これは運がわるかった、という形でそれこそ勝ち組と負け組を簡単に分けるようになる。

 人生ですべてのできごとが「取りようによってはよいものだ」と思える人は、冷蔵庫の残りの野菜をすべて使って、おいしいスープを使って、おいしいスープを作れる人に似ている。まとまった料理には使えないくず野菜がたくさんあるからこそ、複雑なスープの味が出るのだが、「くず野菜は捨てて当然」と思う人は、決してこの手の野菜スープは作れない。

高校と大学を卒業する時、私は私たちの前途には、長い時間があると思っていた。卒業式の後、しっかり別れの挨拶をする機会がなかった人とも、そのうちにいつでも、どこでも、何度でも会える、と思っていた。

しかし驚いたことに、その日以来一度も顔を合わさない同級生が何人かいる。・・私には信じられないことだった。 

 ほんとうはどんなに若くとも、もう生きて会える時間は数えるほどしかない。
会ったところでどうなるというものでもないが、私は多くの人と会って楽しかったのである。人の向こうに一つ一つの人生が輝いている。人生を眺めさせてもらうことは、何よりも光栄だし、心をとろかすほどのすばらしさを味わえるのだ。
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最終更新日 : 2019-02-15