FC2ブログ

大阪堺市のマッサージ隠れ家オアシスLotusの blog

女性たちの贅沢世界を 男性方にも是非どうぞ。 本格アレンジマッサージで お体と心を健やかに 小さな隠れ家オアシスで 優雅な寛ぎのひとときを TEL090-1719-7162 営業 12時~23時

Top Page › オススメ本 › 病気に対して「丁寧でない」
2019-02-14 (Thu) 07:00

病気に対して「丁寧でない」

謝罪の時代 曽野綾子


「ねえ、皆さん、この集まりで病気の話をするのはやめない?」と宇野さんは言われたのだ。

・・年取って自分の病気の話をするほど、平凡で利己的で閉鎖的な行為はない。とこのごろつくづく感じるようになった。
ことに作家なら皆それぞれ自己表現をする場を持っているのだから、仲間内で愚痴の言い合いをする必要もないのである。

 この宇野千代さんの言葉は、今でも私の生きる姿勢の中に残っている。芸術というものは、すべて自分の身に起きたことを愚痴らず避けず、現世でしっかりと受け止めることから始まるのだと思うようになったのである。

・・病気というものは綿密に付き合っていると、なかなか出て行ってくれないものなのだ。少々でたらめに、いい加減にあしらっていると、待遇が悪い人間は嫌いなのか、いつのまにかいなくなるような気がする。

 病気に対する一種のこのようなあしらい方など、若い時の私は考えることもできなかった。

しかしこの年になって自分自身の姿や周囲を見回すと、病気に対して「丁寧でない」人の方がはるかに元気に生きていることが分かったのだ。

病気以外にすることがたくさんあって、病気のことなどあまり考えていられないのがいいようだ。病気も一つの人生の出来事と思い、できるだけ軽くやりすごすという姿勢が必要なのである。
関連記事
スポンサーサイト



最終更新日 : 2019-02-14