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2018-12-30 (Sun) 07:00

それぞれの山頂物語 曽野綾子8



集中治療室 愛のない恐るべき空間

あんな無機質な部屋で、意識のある人が暮らせると思うなら、医師自身があそこへ一週間くらい入ってみたらいい。

当然なことだと思うが、植物の気配も窓からの眺めもない。時間をつぶすテレビもラジオもなければ、新聞を読ませてくれない。疲れきっている家族が付き添ってせめてもの会話を楽しめる穏やかな空間もない。 

 あんなところで刻一刻を、意識のある人がどうして耐えるのだ。

集中治療室というのは、看護する側の都合だけを考えて作ったものである。あそこでは肉体だけを生かして、精神を生かすことは全く考えていない。・・・あの部屋は患者にとっては残酷極まりないものなのではないか、という疑問を提出しなかったのか、病人側が人間を「もの」と心得ていて、訴えを一切聞かなかったかのどちらかである。
・・集中治療室には医療の技術はあっても、愛に関する配慮がないから人権はない。

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最終更新日 : 2018-12-30