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Top Page › オススメ本 › 人間にとって成熟とはなにか9 曽野綾子
2018-12-09 (Sun) 07:00

人間にとって成熟とはなにか9 曽野綾子



最近では、受けて与えるのが人間だという自覚は全くうすくなった。
長い年月、「人権とは要求することだ」と教えた。これが人間の精神の荒廃の大きな原因であった。

 しかし少なくとも私は「人権とは、受けて与えることです」と教えられて育った。

 最近、実にもらうことに平気な人が多くなった。「もらえば得じゃない」とか、「もらわなきゃ損よ」とか、そういう言葉をよく聞くようになったのである。

・・昔、少なくとも明治生まれの母たちの世代にはもう少し別の美学があった。・・しかし精神の浅ましさはなかった。遠慮という言葉で表わされる自分の分を守る精神もあったし、受ければ、感謝やお返しをする気分がまず生まれた。

私達は誰もが、多くの人のお世話になって生涯を送る。

別にお金を出してもらったり、労力において助けてもらったりしなくても、それでも私達は、他社のお世話にならずに生きていくことはできない。社会の仕組み自体が、多くの人の存在のおかげで動いているからだ。

 お世話になっていいのである。他人のお世話にならずに生きていられる人などいない。しかしどれだけお世話になったかを見極められない人には、何の仕事もできない。
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最終更新日 : 2018-12-09