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Top Page › オススメ本 › 立ち止まる才能 曽野綾子
2017-09-13 (Wed) 07:00

立ち止まる才能 曽野綾子



 ・・私は見たことはないのだが、新聞社などの記者たちのコンピューターは、自動的に差別語に相当する単語が「出てこない」ようになっているという。

ほんとうにいまさら言うことでもないのだが、人間社会には然もあり、悪もある。

しばしば善がそのぜい弱性において悪の接近を暗示し、悪が善や聖性を予感させる場合もある。

印象派の絵でも光そのものを描くことはできない。暗さがむしろ光の存在を現すのである。
だから悪の要素を閉めだしたら、文学は成り立たない。

 そういう人に限って、現実に盲人やろうあ者のために何か働いているということはない。悪い言葉づかいをしさえしなければ、「弱者にやさしい」態度を維持しているのだと思い込んでいる。

 私はたくさんの盲人や身障者と23回も外国旅行をして友達になった。
10日近くいっしょに暮らす間に、すっかり心打ち解けた障害者と健常者の間の会話を、私はよく聞くともなく聞いていた。

すると「メクラ」も「ビッコ」も何の偏見もなく口にしているのである。
それはお互いの間に感謝と尊敬と好きだという感情ができているから、言葉づかいをいちいち気にする必要などまったくなくなっているからである。

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最終更新日 : 2017-09-28