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大阪堺市のマッサージ隠れ家オアシスLotusの blog

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Top Page › Archive - 2017年08月
2017-08-31 (Thu)

誰にも死ぬという任務がある 曽野綾子

誰にも死ぬという任務がある 曽野綾子

・・だから「仕事ばかりで趣味に時間を割かなかった」ということも私にはなかった。机にばかり向かっていると、自分の心がどんどん痩せていって、書くこともなくなる、ということが、比較的若いころから本能的にわかったからだった。もっともこれは、論理性も常識もなくて済む作家という職業にして初めて許された生き方であろう。 私の感覚では、人生は無駄を含んでいてこそ深くおもしろくなるのであった。失敗も迷いも共にいる。...

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2017-08-30 (Wed)

 誰にも死ぬという任務がある 曽野綾子

 誰にも死ぬという任務がある 曽野綾子

そこで私達はこの「アメイジング・グレース」を謳ったのだ。すべてが最後の一瞬に見捨てられていないことを実感しているからだった。その時以来の感動で、イル・ディーヴォの歌は私を打ちのめしたのだ。「驚くべき神の恵みは、私のような哀れな者も棄てなかった。かつて私はさまよっていたのだが、実は私は見守られていたのだった。私は運命に対して盲目だった。しかし今、私にはすべてが見えている。神の恵みは、何と優しかったこ...

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2017-08-29 (Tue)

必ず柔らかな明日は来る 曽野綾子

必ず柔らかな明日は来る 曽野綾子

自分の都合だけでなく、他人を幸せにしたいという思いのない人は、一生大人になれないし、充たされた生活もしていないように思う。よく自分は不運で「芽がでない」とぼやく人は、つまり自分のことだけしか心にない人だから、よくなるわけがないのかもしれない。 傍目からみても困る点をもつ配偶者を、にこにこと放置しておく夫や妻を私はひそかに尊敬している。叱ったり、恐縮してみたところでどうにもなりはしないのだから、お守...

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2017-08-28 (Mon)

必ずやわらかな明日は来る 曽野綾子

必ずやわらかな明日は来る 曽野綾子

老人や病人の長い看護は、ほどんど世間から感謝や褒められることがないまま、もしかすると何十年も続くのである。それはただ、神だけが眼にとめ、神だけが喜ばれるものである。・・しかしここで神がどこにいるか、という位置ははっきり示されている。神は、いま私たちが相対している人、面と向かっている人の中にいるのだ。神は決して、現世で偉大な人の中にいるのではない。むしろもっともみじめな姿をした人の中にいる、と聖書は...

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2017-08-27 (Sun)

必ず柔らかな明日は来る

必ず柔らかな明日は来る

私達は自分が弱い時に初めて、どう生きたらいいかということが見えてくるのです。普通なら、自分がどんなに強くて耐えられる人間か、自分は耐えるということにおいて人並み以上であり、いかに人とは違っているかということを誇ります。しかし、そうではなく、人間は弱くなっているとき、病気になっている時、気がめいって落ち込んでいるような時に初めて、その次の段階が見えます。でもこれが、私に与えられて生き方なのだろうと思...

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2017-08-26 (Sat)

晩年の美学を求めて 曽野綾子

晩年の美学を求めて 曽野綾子

私は生涯かなりの不自由を受けるのさえ、当然と思って暮らしてきた。今日は寝てたいと思っても、約束は優先する。夫はプロの作家になるなら、社会との契約を優先するように、と言った。家族が病気でも、締め切りが優先する。それがつらいなら、プロになどならず、楽しみで小説を書けばいい、というのが夫の考えであった。親孝行な子供とその親がどうして出来るかというと、一つの鍵があるような気がする。親孝行な子供は、幼いころ...

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2017-08-25 (Fri)

晩年の美学を求めて 曽野綾子

晩年の美学を求めて 曽野綾子

私から見れば、教育はすべて初めは強制から始まるのである。「おはようございます」ということも、「これは犬です」ということも、「万引きはいけません」ということもすべて初めは強制である。ほしい玩具にはすぐ手を伸ばすのが幼児の自然だが、お店にあるものを代金を払わずに取ってはいけない、と教えることは強制以外にない。しかしやがてそのうちに、誰でも人は判断力を持ち、その上さらに自分の選択眼を持つようになる。 ボ...

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2017-08-24 (Thu)

晩年の美学を求めて 曽野綾子

晩年の美学を求めて 曽野綾子

どの話に対しても、その感動は深く後まで残った。すべての成り行きに存在の意味が感じられた。多くの場合、その運命を受けた人に尊敬も感じていた。尊敬の形は時にはねじまがっていることもあったが、その時はもっと重厚な厚みを持って感じられた。 ・・私は、悲しい恋の結末の話も、ついにこの世で会えなかった死別の話も、いくつも耳にした。いずれも当事者が誠実な人々だったからだ。誠実な人でなければ、人生のドラマは色濃く...

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2017-08-23 (Wed)

田辺聖子 上機嫌の才能

田辺聖子 上機嫌の才能

時間なんて、どないでも出てくるんです。できないと言い訳するのは、自分がそれをしたくないからではないかしら。電話というのは、切れるところがいい。何とも便利だ。そして切るのも、早い者勝ち、といういいところがある。だから私は、早い者勝ちで切ってやった。合うか合わへんかその味が自分に合うか合わへんか、だけやから。人間もそうでしょう。どんなに立派な人間でも、合わへんやつはキライになるし、合う人は一目で合う。...

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2017-08-22 (Tue)

田辺聖子 上機嫌の才能

田辺聖子 上機嫌の才能

一人前の社会人男社会には古来「武士の情け」「武士のたしなみ」という文化がある。女の子が男並みに仕事ができるのは歓迎すべき時代の進展であるが、デキルだけではなくて、「武士の情け」という、男性文化の遺産も現代的教養としてリニューアルし、身につけなくては一人前の社会人と言えない。ツトメ人とショウバイ人大阪では、ツトメ人とショウバイ人とは別の人種、ということになっている。これは職業上の区別ではなく、性格上...

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